『次世代「超」利殖術』真光寺豪/著(2007)より一部転載。
〜第3章/ニュービジネスのフロンティア/100億円市場を築いた旗手たち〜
★ホームページ上で体験シミュレーションできる新発想のビジネスモデル★
<< 金銭感覚の有無が成否を左右する>>
今や100億円市場となった利殖支援ソフト業界だが、ソフトの販売方法は販売各社によって異なる。だが、共通しているテーマもある。各社が共通して取り組んでいるのが、トラブルの防止だ。利殖支援ソフトは高額なだけに、いかに納得して購入してもらうかに知恵を絞っている。
画期的ともいえる販売戦略をとっているのが、株式会社ふぐソフト本舗である。株式会社ふぐソフト本舗の経営者は2人の女性だ。2人は長年の友人で、女性の脱サラ企業家だ。販売する利殖支援ソフトの名称は、『Mr.GOのふぐソフト』である。
『ふぐソフト』と名付けた理由を聞いてみると、次のような答えが返ってきた。
「『美味なれど毒あり、毒あれど美味なり』というのがこの利殖支援ソフトにピッタリだと思い、ふぐソフトと名付けました。着実にお金を増やす方法としては最高の手段だと考えているのですが、もっと大きく儲けようという欲をだすと、せっかく増えたお金が減ってしまうこともありますからね。『美味なれど毒あり、毒あれど美味なり』というのは、まさに言い得て妙ですね」と、共同経営者のひとりである松尾久美子さんは微笑みながら語る。
松尾さんが勧める利殖方法は、ふぐソフトの「財布2」を使用したものだ。この「財布2」を使用した利殖の成果については、156ページに詳しく載せてあるので、そちらを参照にしてもらいたい。
「この実績表を見てください。『財布2』を使用して順調にお金を増えています。最初のうちは、ほとんどすべての人がこれで大満足なんです。1日1万円ほどの利益がでています。ところが、利益が順調にでるようになると、欲もでてしまうんですね。本来なら的中して利益がでたところで、その日の投資はストップなんです。にもかかわらず、もっとお金を増やそうと考えて、投資を続けてしまうんですね。もちろん、投資を続けたことによって、予定していた利益をはるかに超える金額を手にすることも少なくありません。しかし、そうそう上手くいくとは限らないんです。私たちは、これまでの経験からそれをよく知っていますから、最適な方法をアドバイスしているんです。」
共同経営者の福井悦子さんも、次のように語る。
福井さんは、大の競馬好きだ。自分でも、これまで『ふぐソフト』とは別の利殖支援ソフトを2年間ほど使用してきた経験がある。しかし、お金を大きく増やすことには成功していない。なぜなら、「利益がでると、もっと大きく増やしてやろうという気持ちが強くなって、そのお金を次々と投資していましたから……。ですから、競馬が好きな人の気持ちがよくわかるんです。しかし、それが毒なんですよ。もっとも、自分の経験が利殖支援ソフトの販売には役立っていますね。自分の失敗談をお客様にお聞かせすると、納得していただけることが多いんですよ」ということなのだ。
ふぐソフト本舗では、利殖支援ソフトの顧客として主婦層にターゲットをおいている。順調に売上げを伸ばしている秘密も、ここにある。
<<安心と成果がインターネットで体験できる>>
利殖支援ソフトを購入する顧客を調べたデータがある。そのデータによると、顧客の約80パーセントが「競馬を知らない人」である。しかも、女性の割合が約50パーセントを占めている。なぜなのだろうか。その理由について、松尾さんは次のように語る。
「女性のほうが、金銭感覚がしっかりしているからでしょう。女性、とくに主婦の場合は1日に1万円の利益がでれば、1週間で2万円、1か月で約8万円になります。ちょっとしたパートで得る金額と同じくらいなんです。もうそれだけで十分、という計算をするわけです。利殖支援ソフトが勝手に稼いでくれるわけですから……」
福井さんによると、夫婦で1本のソフトを共同購入するケースも多いという。ご主人が競馬好きの場合だ。
「そういったご夫婦には、お財布を別にしたほうがいいとアドバイスしています。せっかく奥様がお金を増やしたのに、ご主人が無駄遣いしてしまうことが多いんですよ。ふぐソフトはレースの分析もできるので、競馬好きの人にとっても欲しいソフトなんです。でも、目的は利殖なので、キチンとした目的意識と金銭感覚をもっている人にこそ、お勧めしたい商品なんです。」
ふぐソフト本舗では、現在、月に10本ほどの『ふぐソフト』を販売している。購入する「お客様の7割ほどが主婦」だという。株式投資の世界でも、女性や主婦の進出がめざましいといわれているが、利殖支援ソフトの分野でも同じ現象がおきている。
女性や主婦にとっては、安心ということが大きな問題となる。この問題を解決するために、ふぐソフト本舗では独自の方法を採用している。インターネットを利用したシミュレーション体験による販促活動だ。
「システムをつくるのに、かなりお金がかかったんですが効果はありました。インターネットで、ふぐソフトの成果を体験してもらうことができるので、お客様も安心して資料請求や相談の電話をかけてこられて迷惑したという話をよく聞きますが、利殖支援ソフトを自分で試し、成果を分析したり研究してからコンタクトしてくる方が多いので、こちらも助かっています。」
この本を読んでいる人で、もし近くにパソコンがあるのなら、
http://www.fugusofutoclub.com/ へアクセスしてもらいたい。私がここで説明するよりもはるかに分かりやすい。シミュレーションの手順も、簡単だ。パソコンの初心者でも体験できるよう気配りされている。最後に、ふぐソフト本舗の目標を聞いてみた。
「2人で、月間20本の販売を目標にしています。まだ創業して間もないのですが、これまで順調にいっていますから、できるだけ早く目標を達成したいと思っています」という福井さんの言葉に、隣に座っていた松尾さんも微笑みながら頷いていたのが印象的だった。
利殖支援ソフトの市場が100億円規模にまで拡大している背景には、ふぐソフト本舗のような、これまでにないビジネスモデルを構築している企業の努力も見逃せない。
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次世代「超」利殖術
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